オブジェクト指向プログラミングについて
オブジェクト指向プログラミング(Object Oriented Programming = OOP)とは
プログラムを書く人自身が、プログラムを把握しきれなくなることを防ぐためのプログラム設計方法です。
このプログラム設計方法の特徴は、3つあります。
①カプセル化
フィールドへの読み書きやメソッドの呼び出しを制限します。
制限することによって、重要(プログラム中で、書き換えてはいけないもの)な情報(フィールド)や操作(メソッド)を保護することができます。
これは誤りの起きにくいプログラム、つまりはクラスを設計する時に役立ちます。
②継承
新しいクラスを作るとき、そのクラスがすでに作られているクラスと類似している部分がある場合があります。
例)
車の設計が書かれたクラスがもともとあって、新しくスポーツカーの設計を書く必要がある。
そのときに、すでに作られたクラスのメンバ変数・メソッドを受け継ぐ仕組みです。
もともとあったクラスは、基本クラスや親クラスと言います。
新しく作るクラスを、派生クラスや子クラスと言います。
③多様性(ポリモーフィズム)
メソッドに多様な振る舞いをさせることです。
多様な振る舞いをさせるメソッドは、抽象的になります。
抽象的になるというのは、簡単に言えば(おそらく)「5m動く」を「動く」にする、ということです。
「動く」にすると、各クラス内で何メートル動くのかを決めることができます。
そうすることによって、効率的にプログラム開発を行えます。
今はこれが限界です。
1年後、詳しく書けるように頑張ろう。